SWA活用法
Startups with AIで13章の事業計画を作った話
Startups with AIの使い方を、全13章の流れの順に紹介。何が起き、何が手元に残るか。出典つきの調査、点数と基準による判断、議事録からの検証まで解説します。
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「AI×起業支援」のツールは増えていますが、「実際に使うとどうなるか」が見えにくいことが多い。Startups with AIで全13章のプログラムを実際に進めると何が起き、最終的に何が手元に残るかを、流れの順に紹介します。
Startups with AIとは
Startups with AIは、仮説を「調べ、考え、判断し、検証し、まとめる」ことで、根拠つきの事業計画をつくるAIのサービスです。全13章(第11章はa・bの2本立て)で、1章あたり約20〜30分、全体で約6時間かかります(試用での実測です)。章ごとに中断・再開できるので、複数の日に分けて進められます。
事業のアイデアがない状態から始められます。企業内の新規事業(社内起業)を中心に設計されており、独立して起業する方にも使えます。
単なる「文章生成ツール」ではなく、「AIが壁打ち相手になって一緒に考える」体験が特徴です。
13章の流れ
自己理解(第1〜2章)
第1章:イントロダクション(プログラムの説明・使い方の理解)
第2章:イントレプレナー適性診断(PI・CI診断の20問で、自分の特性と環境を知る)
仮説構築(第3〜5章)
第3章:ビジネスアイデア創出(AIが複数のアイデアを提案)
第4章:仮説の検証・テスト設計(顧客・課題・ソリューション・価格の4つの仮説)
第5章:ビジネス価値評価(5年後の営業利益から、TAM・SAM・SOMを算出)
市場・財務分析(第6〜8章)
第6章:アトリビュート分析(競合との差別化を3×3で整理)
第7章:利益計算・シミュレーション(損益計算・損益分岐点・モンテカルロ)
第8章:ビジネスモデル構築・評価(キャンバス9要素と、A〜Fのランク)
事業適合性評価(第9〜11章)
第9章:事業魅力度評価(6つの軸で、60点満点)
第10章:起業・自社適合性評価(独立起業の場合)
第11章a・b:社内起業価値・適合性評価(企業内の新規事業の場合)
最終評価(第12〜13章)
第12章:ビジネスモデル最終評価
第13章:横断整合性・最終事業計画(全章を突き合わせて、事業計画にまとめる)
第9章のあとは、社内起業なら第11章a・b、独立起業なら第10章に進み、第12章で合流します。
3つの特徴を、実際の画面の流れで
調べる:出典つきで
競合・顧客の声・市場規模・業界の指標などを、公開情報から調べます。調べた内容には出典URLと取得日が付き、あなたが確認して承認するまで、事業の前提としては扱われません。見つからない数字は「確認できなかった」と示し、推測で作ることはしません。
判断する:点数と基準で
第9章で事業の魅力度(60点満点)、第10章または第11章bで自社への適合度=適社度(60点満点)を採点し、合計の事業度(120点満点)で、進む・再検討・止めるの目安を示します(80点以上は事業開始、65点以上80点未満は再検討、65点未満は中止・再考)。点数は目安で、最終判断はあなたです。
検証する:顧客との議事録から
顧客・課題・ソリューション・価格の4つの仮説から、検証したいものを選び、判定基準(「5人中3人以上」など)と質問紙をつくります。顧客との会議の議事録を入れると、AIが発言を仮説ごとの根拠(支持・棄却・中立)に分け、仮説ボードに積み上げます。AIの判定は提案で、判断はあなたが行います。
各章で手元に残るもの
各章が完了すると「完了」ボタンを押すことで、その章のサマリー・中間成果物・インフォグラフィックが生成されます。
- 第2章:適性のレーダーチャート
- 第5章:TAM/SAM/SOMの市場規模グラフ
- 第7章:損益分岐点グラフ、モンテカルロシミュレーション
- 第9章:事業魅力度のレーダーチャート
- 第10章・第11章b:事業度マトリクス(魅力度×適社度)
全章の完了後、第13章で全章の内容を突き合わせ、AIが最終の事業計画としてまとめます。
実際に使って感じること
最初の壁:第2章の診断20問と、第5章のTAM・SAM・SOMの計算。「数字が分からない」と感じる人が多い部分ですが、「わからない」と入力するとAIが調べて、一緒に推定してくれます。
想定外の発見:自分のビジネスアイデアの「前提が崩れる」場面が必ずあります。「この顧客が本当に払うか」「この固定費でも黒字になるか」という問いにAIが返してくることで、思考の死角が見えます。
完了後の状態:13章を通じて、担当者自身が数字の根拠を語れる状態になっています。AIが出したアウトプットではなく、「自分が考えた事業計画」として、稟議や経営会議に持っていける水準になります。
こんな人に向いている
- 新規事業を任されたが、何から手をつければいいか分からない担当者
- 事業のアイデアはあるが、進めてよいかを説明できる形で決めたい経営者・事業責任者
- 事業計画書を作ったことがあるが、数字の根拠が弱いと感じている人
- 独立起業を考えていて、金融機関や投資家に根拠を示したい人
まとめ
- Startups with AIは、全13章・1章あたり約20〜30分(全体で約6時間)の、AI対話型の事業計画プログラム
- 「出典つきの調査」「点数と基準による判断」「議事録からの仮説検証」が3つの特徴
- 各章の完了でインフォグラフィックと中間ファイルが蓄積され、第13章で事業計画にまとまる
- 「AIと一緒に考える」体験で、担当者自身が数字を語れる状態になる
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